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住宅ローン・アパートローン

 
先日、元銀行員の方からお話を伺いました。

 

現在、マイナス金利で銀行にお金が余っていますので、銀行は企業や個人に

お金を貸したがっている状況です。

 

よって、不動産への融資はあまり、返済が完全に行われるかどうか

審査されていないようです。

 

多少のリスクがある住宅ローンやアパートローンであっても融資してくれると

いうことですが、借りる側から見ればありがたいことかもしれません。

 

しかし、それはいっときのこと。

返済ができなければ、あっさりと見放されてしまいます。


つまり与信のリスクがあるのにも関わらず、お金を貸しまくっているということ。

  • 与信とは、「信用を供与すること。

つまり、与信リスクがあるとは、完全に返済されるかどうか疑問がある、ということ。

 

書類上、とりあえず問題があれば、将来をことには目をつぶって融資してしまいます。

 

なぜなら、契約を取ってくる銀行員は2〜3年で移動になってしまい、

その後の処理は考えていないから。。。


現在のお金あり余りの状況が反転した場合(リーマンショック時のような)、

こう言った融資案件は貸し剝がし、貸し渋りの目に合うそうです。

 

銀行は銀行の都合しか考えていないってことですね。

 

特にアパートローンについては、金融庁が、不動産向け貸出(アパートローン)

を含めた与信の集中リスクがあると言っています。

 

安易に貸し過ぎっていうことですが、本当に返済が可能か十分な検討がなされて

おらず、心配だと金融庁が言っている!ということは何を意味しているでしょうか?